【実車ガイド】
普通座席車のオハ35形は戦前から戦後にかけて1000両以上製造されました。
当初屋根両端が縦横で絞られた丸屋根構造でしたが、後半は製造工程の都合上、屋根が縦方向で絞られていないタイプになり、時代背景から「戦後型」と区別されました。
妻板面を見ると、雨樋部分とそれに繋がる屋根下部が張り出して見え、その独特な形状から「キノコ折妻」「食パン」とも呼ばれていました。
室内灯の蛍光灯化など近代化工事が行なわれた車両は、それまでのぶどう色2号(茶色)から青15号に変更されました。
【商品概要】
●オハ35形の戦後型を新規製作で再現
●車体両端が横方向で絞られていない、俗称キノコ型タイプで再現
●車体色は近代化工事車両の青色15号(青色)で再現
●TR34形台車を新規で再現
●乗降ドアは木製で表現、別売のオプションでHゴム窓ドアへの交換可能
●床下機器は電気暖房車設定のトランス付で再現
●車番は選択式転写シート付属
●新集電システム、黒色車輪採用
●自連形TNカプラーオプション対応
<製品内容>
【車両】
●オハ35(戦後型・折妻・青色)
【付属品】
●転写シート:車番等