【実車ガイド】
キハ58系シリーズに、パノラミックウインドウを備えた後期車を製品化。
昭和42年度(1967)以降に製造された8次車と呼ばれるグループは、キハ58・28の前面窓が側面まで回り込むパノラミックウインドウと、スカートを備えた外観が大きな特徴です。キロ28は昭和43年度(1968)製造の最終増備グループで、キハ65と同じ車体断面、雨トイの位置が下げられるなど、それまでのキロ28とは大きく異なることが特徴です。国鉄時代からJR後まで、各地で活躍する姿を見ることができました。
2両からお楽しみいただける製品なので、お手軽にNゲージの運転を楽しみたい方にもおすすめです。組み合わせで様々な編成を作ることができ、思い入れのある列車をNゲージで再現可能です。
さらに既存製品のキハ58系各種と合わせれば、再現できる編成のバリエーションが広がります。
【商品概要】
●昭和42~43年(1967~1968)に製造された8次車がプロトタイプ。製品の設定時期はキハ58・28は昭和58年(1983)以降の国鉄時代の福知山機関区所属車、キロ28は昭和53年(1978)頃までの米子機関区所属車
●モデルチェンジ車として区分される、後期に製造されたグループの外観を再現
〇キハ58、キハ28
・前面のパノラミックウインドウ、スカートとスノープロウを装備した先頭部連結器まわりを再現。タイフォンはスリット式
・側面は運転席窓点検蓋なし、強制換気口あり、トイレ窓は横長の形状を再現。屋根まわりは客室部にベンチレーターがなく、デッキ部にベンチレーターを備えた形態
・キハ58の屋根上水タンク、キハ28の床下水タンクは丸みのあるFRP製の形態のものを再現
・キハ28の冷房発電吸気口は、右側面後方の窓間に設置、側面給水口は中央寄りに設置された姿を再現
〇キロ28
・キハ65と同様の車体断面、雨トイの位置が異なり、トイレと洗面所がデッキ外側に設置された姿を再現
・床下水タンクは丸みのあるFRP製の形態のものを再現
・4両セットはグリーン帯なし、単品はグリーン帯ありの姿を再現
●先頭車の前面貫通扉部はホロ枠の姿で再現、お好みで貫通ホロを取付可能
●車内の椅子は普通車が濃青、キロ28はえんじ色で普通車とグリーン車の違いを再現
●クーラーは単品のキロ28以外はAU13E。単品のキロ28はAU13角形のクーラーを搭載
●フライホイール付動力ユニット採用で、安定した走行を実現
●カプラーはボディマウント密自連。付属部品としてエアホースを再現した胴受も付属
●キロ28を除く全車ヘッド/テールライト、前面表示幕点灯(消灯スイッチ付)。電球色LEDを採用
●前面表示は「急行」を印刷済。交換用の無地の前面表示を付属。サボ類、行先表示などを収録したシールを付属
●4両セットは7両ブックケース入。単品3両を追加で収納可能