【実車ガイド】
動輪3軸に先輪1軸・従輪2軸(1C2)という軸配置を持つC11は、わが国のタンク式蒸気機関車を代表する車両で、昭和7~22年(1932~1947)に381両が製造されました。
国鉄時代は小形で客貨両用に使用できるために重用され、全国で活躍しました。現在でもJR北海道、JR東日本、真岡鉄道、大井川鉄道などで運転が行われており、人気を博しています。
知名度・人気ともに高い形式、KATOのベストセラーC11を、1/150リアルサイズ、最新の動力でリニューアル致します。
C11は昭和7(1932)年から昭和22(1947)年にかけて381両も製造された「1C2」の軸配置を持つタンク式蒸気機関車です。全国各地で活躍し、本線での旅客列車、貨物列車の牽引から構内での入換までをこなしました。佐世保線で20系「さくら」を牽引したのは有名な話です。現在も日本の各地で動態保存されています。
リニューアルに伴い車体の大きさを見直し、より忠実なスケールになりました。
小振りな車体は小形レイアウトや小スペースでの運転に適し、タンク機ならではのバック運転や小編成での運転をお楽しみいただけます。同時発売のオハ61系客車と合わせてお楽しみください。
【商品概要】
●昭和15年(1940)~18年(1943)に製造された、三次形がプロトタイプ。
●昭和40年半ば以降に見られた形態を製品化。LP42形前灯/スポーク先輪・従輪/ATS発電機装備/増炭改造なし/回転式火の粉止めなし/バイパス弁点検窓なし/CP排気管・マフラーは煙突の後部に搭載。
●コアレスモーター搭載で、室内灯付の旧形客車6両程度を牽引しての走行が可能。
●最少通過半径はR216で設定。
●前照灯点灯、前後とも進行方向側が点灯。
●カプラーは炭庫側がアーノルドカプラー(交換用ナックルカプラー付属)、前部がダミー(重連・バック運転用アーノルドカプラー及びナックルカプラー付属)で設定。
●選択式のナンバープレートは「174」「193」「223」「 235」。
●別売のC12に付属するスノープロウを取り付けることも可能。