【実車ガイド】
スハ32形客車をベースに狭かった窓を大きくした車両です。
後半に製造されたグループは、屋根の両端が絞られた丸屋根型から絞られていない形状に変更され「戦後型」と区別されました。
オハフ33形は車掌室がついた普通座席の緩急車で妻板にテールライトを装備しています。
妻板面を見ると、雨樋部分とそれに繋がる屋根下部が張り出して見え、その独特な形状から「キノコ折妻」「食パン」とも呼ばれていました。
室内灯の蛍光灯化など近代化工事が行なわれた車両は、それまでのぶどう色2号(茶色)から青15号に変更されました。