【実車ガイド】
チキ5500形はロングレール輸送用の貨車として1974年に登場した貨車で当時積載効率の問題から余剰傾向にあったコキ5500形の改造により製作されました。
国鉄民営化の際には北海道・四国を除くJR各社に継承されました。
JR貨物に継承されたグループは50mレールに対応した車両で、3両1組で使用されています。
JR旅客各社の所有する同形は200m前後のロングレール輸送に対応し、10~13両の編成を組んで使用されています。
JR東日本・東海ではディーゼルカーに置き換えられて引退し、現在ではJR西日本・九州で活躍しています。