【実車ガイド】
名鉄キハ8200系は国鉄高山線への乗り入れ車両として開発されたディーゼルカーで1969年より運行を開始しました。
先に登場したキハ8000系と同様に車両限界の小さい名鉄線内を運行するため車体幅を国鉄車両より小さくし、側面窓は同社の7000系パノラマカーに準じた連接窓となりました。
同系は走行用エンジンを2基としたため、全長がキハ8000系より長くなりました。
登場時は国鉄キハ58系に準じた急行塗装でしたが、1976年に特急列車へ格上げされ塗装も国鉄キハ82系に似た塗装となりました。
1991年にキハ8500系へ置き換えられ全車廃車となりました。