【実車ガイド】
1957年、日本車両製、電動貨車の電装品や台車を流用、これに全金属製の軽量車体を新製して組み合わせることで製造された16m級です。
デハボ1300形1301・1302の2両が製造されました。
湘南顔の特徴ある前面で、奈良電全線で、普通列車用として運用されました。
近鉄への合併直前に前照灯直下の幕板と屋根の接合部付近に雨樋を新設、塗装がマルーン1色に変更されました。
近鉄編入に伴い、本形式は一旦モ455形455・456に改番されましたが、車体が新しく十分継続使用に耐えるものだった為、1969年に昇圧工事の対象車となり、400系に編入、それぞれモ455→モ409とク355→ク309に改番されました。