【実車ガイド】
横浜と首都圏を結ぶ青い通勤電車
横浜高速鉄道は、横浜市や神奈川県などが出資する第三セクターで、横浜~元町・中華街間にみなとみらい線の路線を持ちます。基本的な運行形態は東急東横線の車両と共通化されているため、自社線内・東横線内はもとより、東京メトロ副都心線・東武東上線・西武池袋線(有楽町線)への直通運用にも充当され、幅広い地域をカバーします。
Y500系は平成16年(2004)のみなとみらい線開業に合わせて投入された車両で、外観は東急5000系列とほぼ同一ながら、「ヨコハマの海」の青と、「躍動感のある都市」の黄色のグラデーション、前頭部は「伸び行く都市」をイメージしたメタリックブルーの塗色をまとっています。
三菱製クーラーを搭載したY513編成を製品化。先頭車屋根に増設されたデジタル無線アンテナと、中間車(Y560)のIRアンテナが撤去された現在の形態を再現します。