【実車ガイド】
4ドア近郊形のスタイルを確立!横須賀・総武快速線のE217系
E217系は横須賀・総武快速線用の車両として平成6年(1994)に登場しました。それまでの近郊形電車は3ドアが主流でしたが、E217系は同時期に登場した209系と同様4ドアの軽量ステンレス車体が特徴で、先頭車のクラッシャブルゾーンをそなえる高運転台の設計は、その後に登場するE231系1000番台やE233系、E235系に引き継がれています。平成20年(2008)の機器更新に際して帯の配色が改められ、その後グリーン車の台車ヨーダンパを撤去、現在も後継のE235系1000番台とともに活躍を続けています。