【実車ガイド】
直流電気機関車EF200、EF210、EH200や交直両用電気機関車EF510、EH500をはじめ、国鉄形のEF65、EF81など現在活躍する機関車にぴったりの新系列コンテナ貨車です。
コキ107はコキ106を改良した汎用コンテナ車として落成し、ブレーキ装置をコキ200と同様のユニットブレーキ方式に変更し、手ブレーキがデッキ手スリにあることが特徴です。台枠はコキ106と同じグレーの塗装色をまとっています。
主に幹線の高速貨物で使用され、列車の重量が1,300t(26両編成)の時は時速100km/h、1,200t(24両編成)以下の時は時速110km/hの最高速度で運転されています。
標準的な12ftコンテナから海上コンテナ・タンクコンテナなど様々なコンテナを搭載可能です。主に幹線の高速貨物で使用され、東海道・山陽本線、東北本線~北海道、日本海縦貫線で広く活躍し続けています。
テールライト付のコキ107は北海道、日本海縦貫線、東北本線などでの運用が中心で、そのほかの地域では降雪時期に見られます。
近年では車体側面のJRFマークの撤去が進められており、よりシンプルな外観へと移行しています。