【実車ガイド】
日産自動車の自動車輸送で活躍した「U38Aコンテナタイプ」、「U41Aコンテナ」
どちらも鉄道による自動車輸送を目的としたコンテナで、トリコロールカラーとカーブを描いた天井がほかのコンテナにはない特徴で、U41A形はグレーの帯、U38A形はU41A形よりも高さ・幅が短く青帯をまとった外観でした。
U41A形は乗用車、U38A形は軽自動車の輸送を担い、それぞれ「カーパック」「カーパック2」という愛称のもとに親しまれました。
上下2段に乗用車各1台を積載可能で、コキ1両あたり最大3個(乗用車6台分)積載し運行されました。
平成13年(2001)に使用会社であった日産陸送株式会社が社名を「株式会社ゼロ」に変更したことでコンテナの記載も変更となりました。