【実車ガイド】
2軸貨車の主力形式ワム80000系列をフルリニューアルで製品化
ワム80000は昭和35年(1960)、荷役の機械化促進に伴いパレット輸送に適応した15t積みの2軸有蓋貨車として登場しました。車体側面を全て開閉自由とした構造が採用された、大きな側扉が特徴です。わが国鉄道史上最大の製造両数26,605両を誇る標準形貨車です。とび色2号の塗色が初めて採用された形式でもあります。
ワム380000は、保守性の向上を目的に軸受をコロ軸受に改造した形式で、平成3~5年(1991~1993)に外板塗色が貨物ブルーに変更されました。