【実車ガイド】
昭和50年(1975)前後、大師線。末期に運用されていたスマートなスタイルが特徴の230形を4両編成で製品。
京浜急行230形は16m2扉の構造を持つインターバーン用の車両です。昭和初期に製造された車両ながら大形の窓を持つスタイルで、当時の最新技術が盛り込まれた戦前の私鉄車両を代表する名車のひとつでした。昭和47年(1972)まで京急本線で、その後は大師線・空港線などの支線で昭和53年(1978)まで活躍しました。また、一部車両は1977~1980年にかけて香川県の高松琴平電気鉄道へと譲渡され、平成19年(2007)まで活躍する姿が見られました。
デハを電装解除後に中間車化されたサハ280形のほか、奇数車の前面、貫通路が閉塞されていない妻面形状を新規に製作
大師線で活躍していた現役末期の姿をお楽しみいただけるほか、中間車を1両外すと空港線で活躍していた頃の雰囲気もお楽しみいただけます。