【実車ガイド】
直流電気機関車EF200、EF210、EH200や交直両用電気機関車EF510、EH500をはじめ、国鉄形のEF65、EF81など現在活躍する機関車にぴったりの新系列コンテナ貨車です。
コキ106は平成9年(1997)~平成19(2007)にかけて、1162両が製造されました。大きな特徴としては標準の12ftコンテナだけではなく、海上コンテナやタンクコンテナなどの規格外サイズにも対応した汎用型のコンテナ貨車です。
コキ107はコキ106を改良した汎用コンテナ車として落成し、ブレーキ装置をコキ200と同様のユニットブレーキ方式に変更し、手ブレーキがデッキ手スリにあることが特徴です。台枠はコキ106と同じグレーの塗装色をまとっています。
主に幹線の高速貨物で使用され、列車の重量が1,300t(26両編成)の時は時速100km/h、1,200t(24両編成)以下の時は時速110km/hの最高速度で運転されています。
近年、コキ106・107は車体側面のJRFマークの消去が進められており、よりシンプルな外観へと移行しています。標準的な12ftコンテナから海上コンテナ・タンクコンテナなど様々なコンテナを搭載可能です。主に幹線の高速貨物で使用され、東海道・山陽本線、東北本線~北海道、日本海縦貫線で広く活躍し続けています。
【商品概要】
●現代の鉄道コンテナ輸送の再現に欠かせないコキ106・107が、近年見られるJRFマークなしの仕様で製品化
●台枠が抜け、複雑なパイピングが見えるフレーム形状を細密に再現。コンテナを積載していない空荷の状態でも、実車に迫る繊細なディテールを楽しめます。
●コキ107は、コキ106とは異なる形状の台枠、側面からデッキ手スリに移った手ブレーキハンドル位置などの特徴を再現
●10両セットのコキ107-508には降雪地域で見られるカンテラを表現した点灯式テールライトを装備
●車体表記をリアルに再現。車番は全車従来製品とは異なる番号で再現
●手ブレーキハンドルを黄色で再現。手ブレーキハンドルはユーザー取付パーツとして設定
●台枠上面のコンテナストッパーを再現
●アーノルドカプラー標準装備
●2両セットには編成の最後尾に取り付けられる反射板を付属
●中敷はいずれもコンテナ積載/無積載の両方に対応。10両セットの車両ブックケース内にコキ104/106/107が12両収納可能
●付属品…手ブレーキハンドル×10両分(コキ106+107(JRFマークなし) コンテナ無積載)。手ブレーキハンドル×2両分、反射板1両分(コキ107(JRFマークなし) コンテナ無積載)