【実車ガイド】
JR西日本のイベント列車として各地を巡ったマイテ49
マイテ49はスイテ37040形として昭和13年(1938)に2両登場しました。当初は特急「富士」用として活躍し、称号改正を重ねスイテ49を経てマイテ49となりました。昭和36年(1961)に一度廃車となり、大阪交通科学博物館に展示保存されていましたが、昭和62年(1987)に改修され復活を遂げました。JR西日本への継承後は、一般形客車のオハフ33、オハ46とともにイベント列車として各地で運行されました。令和4年(2022)10月11日に京都鉄道博物館に収蔵され、現在はオハ46とともに展示されています。
【商品概要】
JR西日本のイベント列車をお楽しみいただける客車セットで、マイテ49は復活整備に伴い更新された冷房装置や、増設された展望デッキの手すりなどの外観を再現。
●マイテ49 2
・国鉄末期に施工された復活整備後の手すりが増設された展望デッキ部、クーラー交換後の形態を再現
・濃い灰色の屋根と淡灰色のベンチレーターを再現
・平軸受台車を再現した3軸台車TR73には黒染スポーク車輪を装備
・連結面側は台車マウントアーノルドカプラー(カプラーポケット付)、展望デッキ側はダミーカプラーを採用。ダミーカプラーは取り外し可能で、別途Assyパーツの「5313-2D マイテ49台車平軸受」をご用意いただくとデッキ側の台車マウントアーノルドカプラー化が可能
・テールライト、バックサイン点灯
●JR西日本旧形客車
・昭和62年(1987)から平成初期の宮原運転所所属車の形態を再現
・バックサインは「つばめ」を取付済。交換用にバックサイン4種を付属(「やまぐち」「さようなら国鉄」「EF58&マイテ49」「はと」)
・国鉄旧一般形客車の標準塗色(ぶどう色2号)を美しく再現
・オハフ33 289はHゴムのついた金属製ドアの形状を再現。またHゴムは黒色と灰色が混在する形態を再現
・オハフ33はいずれもコロ軸受のTR23台車装備
・トイレ窓・洗面所の窓は白色で再現
・アーノルドカプラー標準装備。オハフ33、マイテ49(客車連結面側)の交換用ナックルカプラー付属
・行先などのサボを収録したシールを付属
・6両用ブック形車両ケース入。本製品の他に機関車1両を収納可能
・付属品…交換用ナックルカプラー×3(オハフ/マイテ用)、交換用バックサイン(「やまぐち」「さようなら国鉄」「EF58&マイテ49」「はと」)×各1、側面表示シール、交換用ナックルカプラー×3、消灯スイッチ用ドライバー