【実車ガイド】
EF55は昭和初期の世界的な流線形ブームの中、EF53のメカニズムを踏襲し昭和11年(1936)に登場しました。前位側は流線形、後位側は客車との編成美や空気抵抗を考慮した切妻形状の外観が特徴の旅客用旧形直流電気機関車で、特急「燕」「富士」などを牽引して活躍しました。
3両製造されたうちの1号機は昭和39年(1964)廃車後も準鉄道記念物として保管されていましたが、昭和61年(1986)に車籍を復帰。高崎線・信越本線・上越線などを中心に12系、旧形客車、ジョイフルトレインなどを牽引して多くの人に親しまれました。
平成21年(2009)1月に運用を終了し、平成27年(2015)大宮の鉄道博物館で保存展示されています。
【商品概要】
●昭和61年(1986)の車籍復帰後、高崎線・信越本線・上越線などで活躍していた頃の形態で製品化
●スピード感あふれる流線形の車体を的確に再現
●車体に覆われた先台車を実車同様の外観で再現しつつ、最小通過曲線半径R282の走行を実現
●スロットレスモーターの採用で、スムースかつ静粛な走行性を実現
●信号炎管、列車無線アンテナはお好みに応じて平成14年(2002)以降の姿も再現可能(要加工:ボディ内側に取付用ガイド凹穴付き)
●前位側・後位側ともヘッドライト点灯
●前位側はダミーカプラー、後位側はアーノルドカプラー標準装備。前位側用重連用アーノルドカプラー/ナックルカプラー、後位側用交換用ナックルカプラーを付属
●ヘッドマーク付属(前位側用)。「高崎線開業120周年」「奥利根」「ありがとうEF55」「さよならEF55」を付属(前面開口部から差込式)
●ナンバープレートは「EF55 1」を取付済
●付属品:信号炎管、列車無線アンテナ、重連用アーノルドカプラー、重連用ナックルカプラー、交換用ナックルカプラー(後位側用)、ヘッドマーク(4種)