【実車ガイド】
トラ23000形、トラ35000形の改造により、紙の原料となるチップ(原木を粉砕した木片)輸送用の貨車で昭和39年(1964)から2436両が製造され、小さなチップを効率よく積載するため、木製のあおり戸上部に金網の柵(黄緑6号)を継ぎ足した構造で積載可能容積が大きいのが特徴です。また、降雨時にはチップが濡れると水分を吸って重くなり、また飛散を防ぐために雨除けシートを被せた状態で運行もされました。
【商品概要】
●もっともポピュラーなトラ35000改造の4段カゴ仕様の、北海道を除く全国(晩年には北海道にも転属)で活躍したタイプを製品化。
●チップ積載+雨除けカバーを掛けた状態を再現。
●2両セット管理局名「新」、常備駅「直江津」「来迎寺」、8両セット管理局名「盛」、常備駅「盛岡(タ)」、車番等を美しく再現。
※他の貨車との混結から長編成の専用列車まで楽しみ方の幅広い車両です。