【実車ガイド】
D51 498号機は、昭和15年(1940)に製造され、本州各地で活躍し、昭和47年(1972)に廃車となって上越線後閑駅前で保存されていましたが、その16年後の昭和63年(1988)11月にJR東日本の手で動態復活を遂げ、全盛期さながらに活躍を再開しました。
その復活最初の牽引列車が、当時来日中だった話題の「オリエントエクスプレス'88」。その国内最終の列車を、出発の上野駅から大宮駅まで本務機のEF58 61号機の前に立ち、重連で牽引したのです。
以降、上越線の「SLみなかみ」などイベント列車の牽引で人気を集め、JR東日本における看板車両のひとつとなっています。平成27年(2015)に前照灯の脇にLP405形の副灯が取り付けられました。現在は主に「SLぐんま みなかみ」「SLぐんま よこかわ」で12系客車などを牽引して活躍しています。
D51 498(副灯付)は、前照灯の脇に取り付けられた副灯や集煙装置取付座、キャブの製造銘板、テンダーの外観など、近年の変化を再現いたします。
【商品概要】
●ナンバープレートは通常の黒地と近年見られた赤地の2種が付属
●前照灯の脇に取り付けられたLP405形の副灯、集煙装置取付座やキャブの製造銘板を再現
●テンダーは仕切・増炭囲い・重油タンク周りの形状や妻面の配管、蒸気管の表現など、現在の外観を再現
●先輪・従輪はスポーク車輪を採用
●フライホイールを搭載した動力は、機関部はもちろん、テンダー車輪からの集電も実現し、安定した走行を発揮
●実車同様ボイラーと台枠間の隙間や、穴の開いたボックス動輪の輪心を表現
●シリンダー尻棒案内、キャブ下台枠、ランボードの網目模様などの細部もリアルに再現
●ヘッドマークは「SLぐんま みなかみ」「SLぐんま よこかわ」が付属